2011年11月19日
清武の乱転じて「ナベツネ巨人」の誕生か
渡辺恒雄会長に反旗を翻した清武英利GMがついに解任されてしまった。
日本シリーズ終了後はますます両者互いに非難の応酬が激しくなりそうで、ヤジ馬としてはしばらくは見逃せないな(試合もないし)。
世間の見方はともかく、読売グループの中では長嶋終身名誉監督にも清武批判を言わせるんだから圧倒的に渡辺会長の勝利だ。
かわいそうにも結局清武氏はドンキホーテに終わってしまうのかあ。
子供のころからの(東映ファンになる前から)巨人ファン(巨人、大鵬、卵やきの世代である)にとって、30数年前の江川事件にはコペルニクス的衝撃だった。正義の巨人が、こんな姑息な手段をとっていいものだろうか、と。
その後もますます巨人は独善的な方向を進んでいるとをみるにつけ巨人には嫌気がさしてきたんだよね。
そんな身からすれば、今回の清武氏のような内部からの批判行動はさして不思議ではないのだが、いまなお渡辺氏を擁護するひとが世間に大勢いるというのは驚きだなあ。
85歳の渡辺会長の力はいまだ衰えず読売グループにあっては絶対権力を今なおふるっているんだからたいしたもんだと感嘆しつつこれからは、「読売」新聞じゃなくて「ナベツネ」新聞、「読売」巨人ではなく「ナベツネ」巨人とよんでみようかと思うこのごろであります。