杉谷! すぎや! スギヤ!

えふひとすじ

2011年07月03日 18:54


タイトルは、鎌ヶ谷の常連ならだれもが知っている杉谷が打席に入る時の観客席からの掛け声だ、さながら歌舞伎役者が登場するときのように。
プロ入り初先発を果たした7月2日、残念ながら歓声にかき消され西武ドームでは聞くことができなかったが。

しかし、杉谷本人は鎌スタにいるかのようにノビノビその持ち味を今日は発揮してくれた。

2年目の昨季は12年ぶりにイースタンリーグ安打記録の更新となる133安打を記録したが、一軍の出場はいまだなしだったが、ことしもイースタンでは最多の安打数を放ち、ファンの間ではまだかまだかと待ちこがれての一軍登録をはたした。



初先発の6月29日のロッテ戦では初安打はお預けとなったが、第一打席で四球出塁すると果敢に2塁へプロ入り初盗塁を記録、その積極性を発揮した。

そして2度目の先発となった7月2日この日の第一打席で、難しいボールをレフト前にヒット、プロ入り初ヒットだ。
2打席目の2回表は四球出塁で盗塁、次打者糸井のレフト前でプロ入り初得点。
  
(第一打席目、姿勢を崩しながらもレフト前にヒット、走塁姿勢が格好いいね) 

8回表4打席目は先頭打者で普通ならショートゴロにおわるところを俊足を生かし内野安打。西武中島は余裕で送球して驚いたのではなかろうか。
すかさず二盗、今日二個目の盗塁を決め、4番中田がツーベースを放ち貴重な追加点となる4点目に結びついた。


(二つ目の盗塁をきめた、ピンボケでごめんなさいね)  
 
(貴重なタイムリー2ベースを放った不動の4番中田、まだ「不動」は早いか)」


杉谷大活躍の一日だった。わざわざ千葉から来た甲斐があったというものだ。

敵地ながらヒーローインタビューを受ける杉谷。

「三木内野守備コーチにまず報告をしたい」 えらい!
ふつう誰に一番初めに伝えたいですかと聞かれたら親にという受け答えが多いので、コーチにというのはめずらしい。
一軍をめざすにはまずその守備能力を高めないと難しいと自身の課題をよくわかっているがゆえの発言。なかなか人間ができている。

快勝の試合でした~~。


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