クライマックス・セのほうが面白いゼイ

えふひとすじ

2009年10月17日 23:29

CM1は、今日でパリーグが2戦目、セリーグが初戦。
テレビではしご観戦。

デイゲームのクライマックス・パ。
覇気のないホークスのせいで楽天がアッサリ連勝、CM2進出を決めてしまった。

3戦までもつれ込みCM2ではどちらのチームが出たとしても4番手の投手が出てきてほしかった筆者としては、非常に残念というか不安を増大させる結果となってしまった。

ヤマタケの前日のソロに続く3ランなどが出て楽天ファンにとっては、まことに嬉しい試合運びとなったのだろうが、
一つのゲームとしては、なんとも大雑把な試合展開(昨日の試合も!)で、ワクワクドキドキ感がなかった印象の残らない試合だった。

一方ナイトゲームで行われたクライマックス・セは、緊迫した投手戦と僅差の試合展開となり、ゲームとしては面白い内容だった。

中日チェ投手の好投で、6回までヤクルトに2塁を踏ませず、筆者としては一昨年の日本シリーズの山井投手が投げた試合を思い出してしまった。
がしかし、7回ヤクルト先頭打者田中浩康が2塁打で出塁、宮本がきちっと右方向1塁ゴロの間に田中が3塁へ進塁。
青木が2ストライクに追い込まれながらも三遊間を抜くレフト前タイムリーでまず1点、
続くデントナが2球目をヤクルトファンが陣取るレフト外野席に2ランを放ち逆転。

この1点差をヤクルトは押本-五十嵐(いきなりストレートの四球などでピンチを招いたが)-イム・チャンヨンの継投で守り、緒戦をものにした。

最後まで2位と3位を争った楽天-ホークスのほうが、緊迫した試合展開が普通なら期待されるところだが、今日はまったく逆で、早々に2位を決めた中日と結局負け越しに終わって最後に阪神との3位争いで滑り込んだヤクルトでは、明らかに実力の差があり、中日の圧勝となっていいはずなのに、こちらのほうが充実したゲームとなった。

こりゃ今年はセリーグが日本一になるな、と思わせる一日だった。

関連記事