斎藤佑樹自滅で2回持たず降板、2敗目。終盤の反撃も及ばず

えふひとすじ

2012年05月12日 23:15

この1点差をどう見たらいいのだろう・・・。

序盤に8点差をつけられ一方的な試合になるかと思ったら、終盤ファイターズが追い上げを見せ9回裏にあと1点というところまで西武に迫った。

栗山野球の「最後まであきらめない」をまさに見せてくれたわけだ。
年に一度しかない函館開催で、いきなりの斎藤の乱調はむごかったが、それなりに満足したファンも多かったに違いない。

勝つときは大差をつけて勝つが、接戦を制することができないのが弱いチームと言われるが、今年のファイターズは大敗はしないが、僅差での敗戦が確かに多い。

ファイターズは弱いのだろうか。

それはともかく、今日の敗戦は残念だった。

ひとつは復活の兆しを見せ始めていた涌井に力を与えてしまったのではないという危惧。
1死満塁から一気に同点、もしくは逆転していれば、涌井にはかなりのダメージを与えたはずだが、ぎゃくに涌井完全復活の後押しをしてしまったのではないか。

1死満塁からの2者連続の凡打。
この日大野とともに反撃の2号ソロを放った岩舘に代えて今浪。直前の打席が三振だったとはいえ、そのまま岩舘に打たせたかった。
なにしろ開幕2戦目の劇的逆転の立役者だ、おまけに相手は同じ西武。
とうぜんここもまた岩舘が…と思ったのだが。栗山采配の感が少し鈍ってしまったか、、、。

2敗目となった斎藤佑樹が与えた9点目の大失策(3塁狭殺プレーで大暴投)。あれがなかりせばせめて同点だったのに・・・。
勝負の世界には禁物のタラレバだが、終盤の大反攻が語り草になったのかもしれないのに返す返すも残念。

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