2012年05月27日
そんな悠長なこと言っていていいんかい?翔クン
日刊スポーツによれば、中田は「スランプから抜け出せずも、復調への手応えを明かした。これで5試合連続無安打と大ブレーキだが、自身の中では好感触を得たという。『久々に自分のスイングができた。…』内容はこれまで以上に収穫があったよう。」( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120527-00000085-nksports-base)
ホントだったらいいんですけどね。
昨日5月26日までの中田の成績 168打数26安打、0.155
自分の身長よりも小さい数字だ。このままだと体重も下回ってしまう。
中田は今季が終わった時の打率をどこに置いているのだろうか。
その打率に達するためには今後の打率はどれだけ必要かをちょっと計算してみた。
2011年の規定打席以上の野手はファイターズには5人いた。
その平均打席数はちょうど500だったのでこれを最終打数と仮定する。
中田の残り打数は、500-168=332
ちなみに中田は 527打数125安打、0,237 だった。
昨年と同じ打率を残すためには、 0.237 × 500=119(小数点以下切り上げ)
119-26=93安打必要。つまり 93÷332=0.280の打率でやっと昨年不本意だった成績と同じになるわけだ。
この計算式で最終打率とそのために必要な今後の打率を出してみた。
最終打率 最終安打 必要安打 必要打率
0.250 125 99 0.298
0.260 130 104 0.313
0.270 135 109 0.328
0.280 140 114 0.343
0.290 145 119 0.358
0.300 150 124 0.373
最終3割打つためには、これから3割7分以上の打率を残さないといけない、ということ。
果たして可能だろうか。。。
ただ、今彼に求められるのは、残り試合でどれだけ勝利に貢献するかだ。
数字は僕らには関係ない。
今日の巨人戦。
G先発小山(誰だい、そいつは、と思った人が多いでしょうね)を打ち崩せなかったと監督も回顧しているようだが、
先制タイムリーを放った賢介を2塁において中田は3塁ゴロで終わり、賢介を進塁さえもできなかった。稲葉も左飛で終わり得点は1点のみでおわった。
ここでせめてあと1点取れていれば、と悔やまれるが、中田が3塁ゴロで終わったことがもっと残念だ。
せめて賢介を3塁に進めていれば、小山に対してプレッシャーをかけることができ、違う結果が出たかもしれない。
もちろん2塁でもワンヒットで1点入る可能性は高かったけれど、走者が3塁にいれば、ワイルドピッチもできない。先制の1点も暴投がらみだったから充分プレッシャーになったはずだ。
なのに、中田は自分で決めようと強引に引っ張って、何の意味もない打席になってしまった。
中田の自分のスイングができたというのはどの打席のことを指すのかわからないけれども、9回表の先頭で迎えた最終打席は、あたりは強烈だったが2塁正面のゴロに終わった。
せめて初回にこの打ち方をしてくれていれば、とおもうのは筆者だけだろうか。
いくら手ごたえがあったとしても自己満足だ。
勝利に貢献する結果を出してほしい。